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学科Ⅴ(施工)(1級過去問)NO.10
2019年2月7日
お疲れ様です。伊藤です。
本日の学科Ⅴ(施工)は、防水工事の基本問題です。
アスファルト防水工事とその他の工事との違いなどは頻出の項目ですので、よく確認しておきましょう!
学科Ⅴ(施工)(1級過去問 H27)
NO.10 防水工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- アスファルト防水工事において、防水下地の入隅及び出隅については、通りよく45度の面取りとした。
- アスファルト防水工事においては、パラペット等の保護コンクリートに設ける伸縮目地の割付けについては、パラペット等の立上り部の仕上り面から600mm程度とし、中間部は縦横の間隔を3,000mm程度とした。
- 塗膜防水工事において、防水材塗継ぎの重ね幅を50mmとし、補強布の重ね幅を100mmとした。
- シーリング工事において、2成分形シーリング材は、1組の作業班が1日に行った施工箇所を1ロットとして、ロットごとに別に作成したサンプルにより、定期的に練混ぜ後の硬化状態を確認した。
解説はこちら
(解説)
- 正しい記述です。絶対暗記項目です。設問のようにアスファルト防水層の入隅は通りよく45度の面取りとし、それ以外の防水層では通りよく直角とします。
- JASS8により、正しい記述です。
- JASS8により、塗膜防水工事において、防水材塗継ぎの重ね幅を100mm程度とし、補強布の重ね幅を50mm程度とします。設問の重ね幅の数値がそれぞれ逆になっています。よって、誤った記述です。
- 建築工事監理指針により、正しい記述です。
従いまして、答えは3.となります。