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学科Ⅰ(計画)(1級過去問)NO.9

2019年1月9日

お疲れ様です。伊藤です。

既にご承知の方も多いと思われますが、早ければ2020年より「建築士試験」が新しくなります。従来、受験資格の要件とされていた実務経験は、免許の登録要件となるようです。つまり、本校におきましては、卒業年に2級及び木造建築士を受験できることはもちろんのこと、1級建築士も受験できる可能性があるということです。詳細につきましては、今後の動きなどを踏まえた上でお伝えしていきますが、いずれにしましても、在学中から建築士試験に向けた勉強を本格化することができるため、在校生のモチベーションを高めるという意味においては、非常に良い影響があると思っています。

 

と、いうことで、過去問を勉強していきましょう。

本日の問題は、やや難問だと思われますが、例によって気楽に眺めてみて下さい。

 

 

学科Ⅰ(計画)(1級過去問 H28)

NO.9 事務所ビルの計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

  1. 事務所内のヘビーデューティーゾーン(重荷重ゾーン)の床の積載荷重を、2,300N/㎡とした。
  2. 事務室内のフリーアクセスフロアの高さを、100mmとした。
  3. 事務室内の照明計画において、アンビエント照明の照度を、500lxとした。
  4. 基準階の事務室の床面積を1,000㎡とする貸事務所ビルの計画において、男子小便器3個、男子大便器3個、女子便器4個とした。

 

 

 

(解説)

  1. 床の積載荷重については頻出の問題ですが、学科Ⅳ(構造)での出題が一般的です。本問のように、学科Ⅰ(計画)で問われることは少ないような印象を受けます。いずれにしましても、事務室の床の積載荷重は、実況に応じて計算しない場合、2,900N/㎡以上としなければなりませんので(令第85条)、誤った記述です。なお、ヘビーデューティーゾーン(重荷重ゾーン)の床の積載荷重は、専用のサーバー室等、特に大きな荷重を想定して、8,000~10,000N/㎡とします。
  2. 事務室のフリーアクセスフロアの高さは、一般的に8~15cmですので、正しい記述です。
  3. 設問の場合の推奨照度は、500~1,000lxとなりますので、正しい記述です。
  4. 設問のように基準階の事務室の床面積を1,000㎡とする場合、一人当たりの床面積を大まかに10㎡とすると、計画収容人数は100人となります。事務所衛生基準規則第17条によりますと、それぞれ男子小便器:30人以内ごとに1個以上、男子大便器:60人以内ごとに1個以上、女子便器:20人以内ごとに1個以上となっていますので、設問の個数(男子小便器3個、男子大便器3個、女子便器4個)は、まあ妥当と言えます。よって、正しい記述です。

 

従いまして、答えは1.となります。

 

 

 

 

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